2026年の満月カレンダーと名前一覧|13回の日付や特別な月を楽しもう!

2026年の満月カレンダーと名前一覧|13回の日付や特別な月を楽しもう!
2026年の満月カレンダーと名前一覧|13回の日付や特別な月を楽しもう!
天体観測とスマホ撮影

2026年の満月がいつ見られるのか、各月の満月にはどのような名前が付いているのかを知り、天体観測や写真撮影、お月見の予定に役立てたいと考えている人は多いでしょう。

満月の日時は毎月同じ間隔で並ぶわけではなく、満月になる瞬間が昼間に訪れる月もあれば、同じ月の中で2回の満月を迎える月もあるため、日付だけでなく日本時間と観察に適した夜を合わせて確認することが大切です。

2026年は1年間に13回の満月があり、3月には日本全国から観察できる皆既月食、5月にはブルームーンとマイクロムーン、12月には年間で地球に最も近い満月が巡ってくるなど、普段とは異なる特徴を持つ月がそろっています。

ここでは国立天文台が公表している中央標準時を基準に、2026年の満月の日付、曜日、時刻、英語圏で親しまれている名前を整理し、名前の由来や観察時の注意点、中秋の名月との違い、写真をきれいに残すコツまで具体的に紹介します。

2026年の満月カレンダーと名前一覧

2026年に日本時間で満月となる「望」の瞬間は、1月3日から12月24日までに合計13回あります。

通常は1か月に1回程度ですが、5月には2日と31日の2回満月を迎えるため、一般的な12か月分の名前にブルームーンを加えた特別な年間カレンダーになります。

満月の時刻は月が最も丸く見える天文学上の瞬間を示すものであり、その時刻に月が日本の空に出ているとは限らないため、昼間に満月を迎える場合は前夜または当日の夜も観察候補に入れましょう。

年間早見表

2026年の満月の日付と時刻は、国立天文台暦計算室が公表している令和8年暦要項の朔弦望に記載された中央標準時を基準に整理しています。

カレンダーに予定を登録するときは、満月の時刻だけでなく前日と当日の天気、月の出の時刻、東側から南側の見通しも確認しておくと、雲や建物によって見逃す可能性を減らせます。

満月の日付 日本時間 主な名前 特徴
1月 1月3日(土) 19時03分 ウルフムーン 年最初の満月
2月 2月2日(月) 7時09分 スノームーン 冬を表す名前
3月 3月3日(火) 20時38分 ワームムーン 皆既月食
4月 4月2日(木) 11時12分 ピンクムーン 春の花に由来
5月 5月2日(土) 2時23分 フラワームーン 5月最初の満月
5月 5月31日(日) 17時45分 ブルームーン 年間最遠の満月
6月 6月30日(火) 8時57分 ストロベリームーン 果実の収穫期に由来
7月 7月29日(水) 23時36分 バックムーン 雄ジカの角に由来
8月 8月28日(金) 13時19分 スタージェンムーン チョウザメに由来
9月 9月27日(日) 1時49分 ハーベストムーン 秋分に最も近い満月
10月 10月26日(月) 13時12分 ハンターズムーン 狩猟の季節に由来
11月 11月24日(火) 23時54分 ビーバームーン 冬支度に由来
12月 12月24日(木) 10時28分 コールドムーン 年間で最も近い満月

時刻が午前や昼間になっている満月でも、その日の夜に急に大きく欠けてしまうわけではなく、肉眼では満月に近い丸い姿を前後の夜にも楽しめます。

一方で月食や月と地球の距離など、特定の時刻や位置関係によって生じる現象を見たい場合は、単に満月の日を覚えるだけでなく、現象の開始時刻や月が見える方角を個別に確認する必要があります。

満月の名前は天文学上の正式名称ではなく、北米やヨーロッパの季節、自然、農作業、動物などにちなんだ伝統的な呼び名が中心であるため、地域や資料によって異なる別名が掲載されることもあります。

真冬の満月

2026年最初の満月は1月3日19時03分のウルフムーンで、日本では夕方から夜にかけて満月の瞬間を迎えるため、天候が良ければ仕事や外出の後にも観察しやすい時間帯です。

ウルフムーンという名前は冬の時期に聞こえるオオカミの遠吠えと結び付けて語られることが多く、厳しい寒さの中で過ごす動物や人々の暮らしを映した呼び名として親しまれています。

2月2日7時09分のスノームーンは、北半球で雪が多くなる季節を表した名称であり、食料を確保しにくい時期を示すハンガームーンなど、寒さや冬の生活に由来する別名も伝えられています。

2月の満月の瞬間は日本では朝に当たるため、最も観察しやすいのは2月1日の夕方から2日の明け方、または2日の夕方以降となり、厳密な時刻にこだわらなければ二晩にわたって丸い月を楽しめます。

冬は日没が早く、湿度が低い日は空が澄みやすいという利点がある一方、長時間の観察では体が冷えやすいため、防寒着、手袋、温かい飲み物を準備し、凍結した道路や足元にも注意しましょう。

春を告げる満月

3月3日20時38分のワームムーンは、寒さが緩んで土が柔らかくなり、生き物の活動や植物の成長が再び目立ち始める春の変化を象徴する名前として紹介されています。

2026年のワームムーンは皆既月食と重なり、日本全国で月が地球の影に入って赤銅色に変化する様子を観察できるため、年間の満月の中でも特に優先して予定に入れたい天文現象です。

4月2日11時12分のピンクムーンは、月そのものが桃色に変化するという意味ではなく、北米で春に咲くピンク色の花に由来するとされ、草木が成長を始める季節感を表しています。

4月の満月は昼前に天文学上の満月を迎えるため、4月1日の夜から2日の明け方にかけて観察するか、2日の日没後に東の空から昇る月を待つと、満月に近い明るい姿を見つけやすくなります。

春は黄砂や花粉、薄い雲、空気中の水分によって月がぼんやり見える日もありますが、低空の月が赤やオレンジに見える場合は季節名ではなく、大気中を通る光の距離が長くなることが主な理由です。

5月最初の満月

5月2日2時23分に迎えるフラワームーンは、多くの花が咲きそろう春の盛りを表す呼び名であり、植え付けや植物の成長を示す名称など、自然の変化に結び付いた別名もあります。

満月となる瞬間は深夜を過ぎた時間帯なので、5月1日の夜から2日の未明に観察すれば、天文学上の満月に最も近い状態を日本の空で見ることができます。

ゴールデンウィーク中に当たるため、都市部を離れた旅行先やキャンプ場で観察を計画しやすい一方、満月の強い光は暗い星や天の川を見えにくくするため、星空観察を主目的にする場合は月明かりの影響も考慮しましょう。

満月は夕方ごろに東の空から昇り、夜中に南の空を通って明け方に西へ沈むという大まかな動きをするため、建物と月を一緒に撮りたい場合は東側または西側の見通しを事前に調べると構図を作りやすくなります。

フラワームーンという響きから桃色や鮮やかな色の月を期待しやすいものの、名称は季節の出来事を示すものであり、実際の色は月の高度、大気の状態、雲、カメラの設定によって変化します。

5月2回目の満月

5月31日17時45分の満月は、同じ暦月に現れる2回目の満月として一般にブルームーンと呼ばれ、2026年に満月が13回あることを象徴する特別な存在です。

月の満ち欠けが一巡する朔望月は約29.5日であり、31日まである月の初めに満月を迎えると月末にもう一度満月になる場合があるため、2026年5月は2日と31日の2回に分かれます。

ブルームーンという名前は実際に青い月が見えることを保証するものではなく、通常とは異なる回数の満月を区別する暦上の呼び方として使われているため、肉眼では一般的な満月と同じ色に見えることが基本です。

さらに5月31日の満月は2026年で地球から最も遠い位置付近にあり、マイクロムーンとも呼ばれますが、比較する月を同時に並べられないため、肉眼だけで大きさの違いを判断するのは簡単ではありません。

満月の瞬間は夕方ですが、地域によってはその時刻に月がまだ地平線の下にあるため、日没後に東の空から昇る月を待ち、低い位置に雲や建物がない場所で観察すると見つけやすくなります。

夏の満月

6月30日8時57分のストロベリームーンは、北米でイチゴなどの実を収穫する時期と結び付いた名前であり、夏至に近い季節の満月として日本でも広く知られるようになりました。

7月29日23時36分のバックムーンは、雄ジカの新しい角が成長する季節に由来するとされ、深夜前に満月の瞬間を迎えるため、晴れていれば当日の夜に天文学上の満月に近い姿を観察できます。

8月28日13時19分のスタージェンムーンは、北米の湖でチョウザメ漁が盛んになる時期にちなむ名称であり、日本の季節や漁業を直接表した呼び名ではないことを理解して使うと誤解を防げます。

夏は湿気や雲が多く、地平線付近がかすみやすい一方、夜間でも屋外に滞在しやすいため、天気予報と雲量を確認しながら複数の観察候補日を設ける方法が現実的です。

満月の前後は夜空全体が明るくなり、流星群や淡い天体を見る条件としては不利になる場合があるため、月面観察と星空観察のどちらを優先するかを決め、月から離れた方向を見るなど目的に合った工夫をしましょう。

秋の満月

9月27日1時49分の満月は秋分に最も近い満月であるためハーベストムーンと呼ばれ、農作物の収穫時期に夜を照らす月として北半球の暮らしと深く結び付いてきました。

2026年の中秋の名月は9月25日であり、天文学上の満月は翌々日の27日なので、お月見の日と満月の日が2日ずれている点には注意が必要です。

中秋の名月は太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月を指し、必ず天文学上の満月と一致するわけではないため、伝統行事を楽しむ日は25日、最も丸い月に近い状態を見る日は26日夜から27日未明と分けて考えられます。

10月26日13時12分のハンターズムーンは、収穫後の季節に狩猟や冬支度を行う暮らしに由来するとされ、秋の深まりや寒い季節への移行を感じさせる名前です。

秋は夏より空気が乾燥し、月がくっきり見える日が増える傾向がありますが、台風や秋雨の影響を受けることもあるため、当日だけでなく前後の日を含めて観察計画を立てましょう。

年末の満月

11月24日23時54分のビーバームーンは、ビーバーが冬に向けて巣を整える時期や、毛皮を得るためのわなを仕掛けた季節などに由来すると説明されています。

満月の瞬間が日付の変わる直前なので、24日の夜はほぼ完全に丸い月を観察しやすく、翌25日の未明まで時間を確保すれば、観察や撮影を落ち着いて楽しめます。

12月24日10時28分のコールドムーンは、北半球で本格的な寒さを迎える季節を表す呼び名であり、夜が長い時期を示すロングナイトムーンなどの別名も伝えられています。

2026年12月24日の満月は年間で地球に最も近い満月であり、一般にはスーパームーンと表現されることがありますが、スーパームーンには天文学上で統一された厳密な定義がない点も覚えておきましょう。

クリスマスイブの夜には満月の瞬間を過ぎているものの、肉眼では十分に丸く明るい月を楽しめるため、年末の風景やイルミネーションと組み合わせた観察や撮影にも向いています。

満月の名前が生まれた背景

ウルフムーンやピンクムーンなどの呼び名は、国際天文学連合が定めた天体の正式名称ではなく、季節の目印として使われてきた伝統的な月名を現代のカレンダーに当てはめたものです。

現在よく見かける一覧には、北米先住民の文化に由来するとされる名前のほか、植民地時代の北米、ケルト、アングロサクソン、古英語など複数の文化圏の呼び名が含まれています。

同じ月に異なる名前が存在するのは誤りではなく、土地ごとの気候、動植物、農作業、宗教行事が異なるためであり、名前を楽しむときは一つの由来だけを絶対的な正解と考えない姿勢が大切です。

呼び名の成り立ち

満月の名前は、日付や番号だけで季節を管理するのではなく、その時期に起こる自然の変化や人々の仕事を月の周期と結び付けて覚えるための目印として利用されてきました。

現在一般的に紹介される名前を分類すると、動物、植物、気象、収穫、寒暖など、生活の中で毎年繰り返される出来事を表したものが多いと分かります。

  • 動物に由来するウルフムーン
  • 雪に由来するスノームーン
  • 花に由来するピンクムーン
  • 収穫に由来するハーベストムーン
  • 寒さに由来するコールドムーン

名称の背景を知ってから月を見ると、単に明るい天体を眺めるだけでなく、各地の人々が季節をどのように捉えていたのかを想像する文化的な楽しみ方ができます。

ただし呼び名の由来には複数の説があり、後世に整理された説明も含まれるため、学校の研究や記事の資料として使う場合は伝統的な満月名の資料など複数の情報源を照合しましょう。

季節を映す意味

各月の代表的な名前を季節の視点で並べると、冬の厳しさから春の成長、夏の収穫、秋の冬支度へと、北半球の一年の移り変わりが表現されていることが分かります。

日本でも季節の変化と重なる部分はありますが、特定の花や動物、漁の時期は北米を基準としているため、日本の自然現象と完全には一致しません。

季節 代表的な名前 表しているもの
ウルフムーン 冬の動物
スノームーン 雪と寒さ
ピンクムーン 春に咲く花
フラワームーン 花の最盛期
バックムーン 雄ジカの角
ハーベストムーン 農作物の収穫
冬前 ビーバームーン 動物の冬支度
コールドムーン 厳しい寒さ

名前と日本の季節を比べるときは、由来となった地域ではどのような気候だったのかを調べ、日本の二十四節気や月見文化と比較すると学習の題材としても深みが出ます。

家庭で子どもと観察する場合は、月の名前を暗記するだけでなく、その時期に身近で咲いている花や見られる生き物を記録すると、自分たちの地域に合った月の歳時記を作れます。

色を示す名前ではない

ピンクムーン、ストロベリームーン、ブルームーンなどの名前を見ると月面が特定の色に変わるように感じますが、多くの名称は季節の植物や出来事を表しており、月の実際の色を意味していません。

月が黄色、オレンジ、赤色に見えることがあるのは、地平線に近い月の光が大気中を長く通り、青い光が散乱して赤い光が届きやすくなることなどが主な理由です。

皆既月食で月が赤銅色になる場合は、地球の大気を通過した太陽光の一部が地球の影の中に届く現象であり、ワームムーンなどの月名とは別の仕組みで色が変化しています。

写真ではホワイトバランス、露出、画像処理、周囲の照明によって肉眼より鮮やかな色になることがあるため、SNSの写真と同じ色に見えなくても観察条件の違いとして受け止めましょう。

2026年に注目したい特別な満月

2026年の満月は名前を順番に楽しむだけでなく、月食、ブルームーン、地球との距離の変化という三つの視点から観察すると、年間を通じた違いを発見できます。

特に3月3日の皆既月食は日本全国で観察できる貴重な機会であり、5月31日と12月24日の満月は見かけの大きさを写真で比較する長期的な観察にも適しています。

特別な呼び名だけに注目するのではなく、なぜ現象が起こるのか、実際に肉眼でどこまで違いが分かるのかを理解しておくと、期待と現実のずれを減らせます。

皆既月食

2026年3月3日の満月では、月が地球の本影の中にすべて入る皆既月食が起こり、国立天文台によると日本全国で皆既食の経過を観察できます。

月食は太陽、地球、月がほぼ一直線に並ぶ満月の時期に起こりますが、月の軌道面が地球の公転軌道面に対して傾いているため、すべての満月で発生するわけではありません。

段階 時刻の目安 見え方
部分食の開始 18時50分ごろ 月の一部が欠け始める
皆既食の開始 20時05分ごろ 月全体が本影に入る
食の最大 20時34分ごろ 赤銅色が目立つ
皆既食の終了 21時03分ごろ 明るい部分が戻り始める
部分食の終了 22時17分ごろ ほぼ通常の満月に戻る

月食は太陽を直接見る日食とは異なり、肉眼で観察しても問題ありませんが、双眼鏡や望遠鏡を使う場合は暗い場所での転倒や機材の扱いに注意しましょう。

観察前には国立天文台の皆既月食情報と地域の天気を確認し、開始直前だけでなく欠け始めから元に戻るまでを記録すると、月食全体の変化を理解できます。

ブルームーン

2026年5月31日の満月は、5月2日に続く同月2回目の満月であることから、暦月を基準とする一般的な定義ではブルームーンに該当します。

ブルームーンは珍しい満月を示す言葉として広く使われますが、季節を四つに分けたときの3回目の満月を指す別の定義もあるため、資料によって説明が異なる場合があります。

  • 5月2日はフラワームーン
  • 5月31日は同月2回目の満月
  • 実際に青くなる現象ではない
  • 5月31日は年間最遠の満月
  • 日没後の東の空が観察候補

2026年の5月31日はマイクロムーンの条件も重なるため名前の上では特別ですが、月の見かけの大きさは日々の印象だけで比較しにくく、望遠レンズで同じ焦点距離と構図にそろえて撮影する方法が適しています。

珍しい名称が付く満月でも観察の成否を左右する最大の要素は天候なので、当日の雲量が多い場合は前日の夜にも月を眺め、完全な満月に近い姿を楽しむ柔軟な計画を立てましょう。

最遠と最近

2026年で地球から最も遠い満月は5月31日、最も近い満月は12月24日であり、月が地球の周囲を完全な円ではなく楕円に近い軌道で回っているため距離が変化します。

日本気象協会が紹介した数値では、5月31日の満月の地心距離は約40万6000キロメートル、12月24日は約35万7000キロメートルで、5月の月は12月の月より視直径が約12パーセント小さいとされています。

数値上の差があっても半年以上離れた満月の大きさを記憶だけで比べるのは難しいため、同じカメラ、同じレンズ、同じ焦点距離で月だけを撮り、画像を並べて比較する方法が分かりやすいでしょう。

12月24日の満月については国立天文台の年間で最も近い満月の案内を確認でき、スーパームーンという通称だけでなく地球と月の距離という観点から楽しめます。

満月観察を楽しむ実践ポイント

満月は肉眼でも見つけやすい天体ですが、時刻、方角、天候、周囲の建物を確認せずに出かけると、カレンダーの時間になっても月が見えないという失敗が起こります。

満月になる瞬間と、観察地点で月が地平線から昇る時刻は別の情報なので、年間表で日付を確認した後に、地域ごとの月の出と月の入りを調べる二段階の準備が必要です。

観察、撮影、親子の学習、季節行事など目的を先に決めておくと、必要な場所や道具、記録方法を選びやすくなり、毎月無理なく続けられます。

日時の読み方

満月カレンダーに掲載される時刻は、月と太陽の方向差が天文学上の満月に当たる状態になった瞬間であり、月が一晩中まったく同じ形を保つ時間帯を示しているわけではありません。

満月の瞬間が昼間の場合は月が地平線の下にあることも多いため、観察では前日の夕方から当日の明け方、または当日の日没後という二つの候補を比較します。

満月の時刻 観察しやすい候補 注意点
未明 前日の夜から当日未明 日付を間違えやすい
前日夜または当日夜 明け方は西の空
前日夜または当日夜 満月時刻には見えにくい
夕方 日没後 月の出前の場合がある
当日の夜 最も予定を合わせやすい

日本国内でも月の出入りは地域によって異なるため、旅行先で観察するときは自宅の時刻表を流用せず、国立天文台暦計算室などで観察地点を指定して確認しましょう。

厳密な満月の瞬間を過ぎても月はすぐに細くならないため、一般的なお月見では数時間の差を気にしすぎず、晴れていて安全に見られる時間を優先する方法が適しています。

観察場所の選び方

満月は明るいため都市部でも観察できますが、昇り始めの大きな月や地上の景色と組み合わせた姿を見たい場合は、東側の地平線付近まで見渡せる場所が向いています。

真夜中に近づくにつれて月は高い位置へ移るため、月面だけを見るなら広大な場所に出かける必要はなく、ベランダや公園など安全で空が開けた場所でも十分に楽しめます。

  • 東側に高い建物が少ない
  • 足元が平らで安全
  • 立入禁止区域ではない
  • 車の通行を妨げない
  • 街灯が直接目に入らない
  • 長時間滞在できる服装を用意する

海岸、河川敷、山間部では暗い場所を確保しやすい反面、強風、増水、野生動物、落石などの危険があるため、月がよく見えることだけで場所を決めないようにしましょう。

住宅地では深夜の話し声や照明が周囲の迷惑になる場合があるため、大人数の観察会は公共施設や天文台のイベントを利用し、私有地への無断立ち入りを避ける配慮も必要です。

写真の撮り方

スマートフォンで満月を撮ると白い円だけになりやすいのは、暗い夜空に対して月面が非常に明るく、カメラが周囲の暗さに合わせて露出を上げてしまうためです。

画面上の月をタップしてピントを合わせ、明るさを下げ、可能であれば夜景モードを解除すると、月面の濃淡や模様を残しやすくなります。

望遠カメラでは三脚を使い、長時間露光ではなく比較的速いシャッター速度から調整すると、月の移動や手ぶれによる輪郭のにじみを抑えられます。

建物や人物と一緒に撮る場合は月の出直後を狙い、月面と前景の明るさが大きく異なるときは露出を変えた写真を複数撮影して、月が白飛びしていない画像を選びましょう。

2026年の満月を暮らしに取り入れよう

まとめ
まとめ

2026年は満月が13回あり、1月3日のウルフムーンから12月24日のコールドムーンまで、毎月の季節を感じながら観察を続けられる一年です。

特に3月3日の皆既月食、5月31日のブルームーンとマイクロムーン、9月25日の中秋の名月と27日の満月、12月24日の年間で最も近い満月は、通常の月見とは異なる楽しみを持つ日として予定に加えておきましょう。

満月の名前は月の色や天文学上の種類を示す正式名称ではなく、地域の自然や暮らしから生まれた季節の呼び名なので、由来を知りつつ日本の気候や月見文化との違いも楽しむことが大切です。

カレンダーの日付だけに頼らず、地域ごとの月の出、当日の雲量、観察場所の安全を確認し、前後の夜も候補に入れながら写真や観察記録を残せば、13回の満月を無理なく一年の思い出にできます。

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