SPEAKERS
登壇者
国際宇宙探査シンポジウム 2024
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事長
1993年、東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了、博士(工学)取得。同年、宇宙科学研究所入社。2003年、独立行政法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部宇宙航行システム研究系助教授。2005年、日欧水星探査プロジェクト「BepiColombo」JAXAプロジェクトマネージャ。その後、京都大学生存圏研究所教授、内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長(兼任)、内閣府宇宙政策委員会委員(兼任)を経て、2018年より現職。
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オープニング
文部科学省大臣官房審議官(研究開発局担当)
1993年、早稲田大学政治経済学部卒業後、科学技術庁(当時)入庁。原子力やライフサイエンス分野の政策立案等の国内外業務を経て、2020年には文部科学省研究開発局開発企画課長に着任。2021年からは国立研究開発法人日本医療研究開発機構経営企画部長を務め、2023年4月から現職。
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オープニング
アメリカ航空宇宙局(NASA) 探査システム開発ミッション局(Exploration Systems Development Mission Directorate)局長
Catherine Koerner is the associate administrator for the Exploration Systems Development Mission Directorate at NASA Headquarters in Washington. She is responsible for the development of NASA’s Moon to Mars architecture, defining and managing the systems development for Artemis missions, and planning for integrated deep space exploration approach.
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第1部:アルテミス計画の全貌と日本の取組み
アメリカ航空宇宙局(NASA) 科学ミッション局(Science Mission Directorate)局長
As the Associate Administrator (AA) for the Science Mission Directorate, Dr. Nicola Fox directs ~100 NASA missions to explore the secrets of the universe–missions that use the view from space to assess questions as practical as hurricane formation, as enticing as the prospect of lunar resources, as amazing as behavior in weightlessness, and as profound as the origin of the universe. As the AA, Dr. Fox creates a balanced portfolio of carefully chosen missions and research goals to enable a deep scientific understanding of Earth, other planets, the Sun, and the universe.
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第1部:アルテミス計画の全貌と日本の取組み
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事
1986年、宇宙開発事業団(NASDA)入社。中央追跡管制所(現追跡ネットワーク技術センター)、打上げ管制部、輸送本部推進部、宇宙環境利用推進部(現有人宇宙技術部門)を歴任。JEM開発・運用プロジェクトチーム、HTVプロジェクトチームで、JEM/HTVのフライトディレクタを担当。2015年、追跡ネットワーク技術センターに異動。2016年、SSA(宇宙状況把握)システムプロジェクト、プロジェクトマネージャ。2023年、有人宇宙技術部有人宇宙技術センター運用管制担当マネージャ兼JAXAのISSプログラムのサブマネージャ。2024年4月より現職。
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第1部:アルテミス計画の全貌と日本の取組み
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事/宇宙科学研究所 所長
工学博士。東京大学大学院 工学系研究科 航空工学専攻 博士課程修了。 他に例を見ない新方式「マイクロ波放電式イオンエンジン」を完成させ、小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」により深宇宙実証を行なった。「はやぶさ2」プロジェクトマネージャ、宇宙探査イノベーションハブ長を歴任。2018年4月1日より現職。 2021年紫綬褒章。2024年米国航空宇宙学会名誉会員。
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第1部:アルテミス計画の全貌と日本の取組み
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)副理事長付アドバイザー
JAXA宇宙教育センター長として、国際的な場で地球規模の課題に立ち向かうことのできる人材を育むことを目標に、2022年より宇宙教育に従事。現在は、JAXA東京事務所にて勤務。戦略的な国際協力の推進、パブリックディプロマシーに資する国際協力の推進、調査分析機能の強化、安全・信頼性保証分野における国際関係対応などの領域において、副理事長及び国際担当理事への助言を行う。
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第1部:アルテミス計画の全貌と日本の取組み
アメリカ航空宇宙局(NASA)船外活動(EVA)&月面有人モビリティプログラム局 マネージャ
Ms. Kearney is responsible for the implementation of the program’s goals and objectives, ensuring consistency with the agency’s exploration strategy and delivering the Extravehicular Activity (EVA) and Human Surface Mobility (HSM) systems within technical and programmatic requirements.
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第2部 イントロダクション:JAXA x NASA 有人与圧ローバ―で拡げる探査
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人与圧ローバーエンジニアリングセンター センター長
1989年、東京大学工学部航空学科卒業後、宇宙開発事業団(NASDA)に入社。1991年(平成3年)から宇宙ステーション取付型日本実験棟「きぼう」の開発に従事。2018年4月から国際宇宙ステーションプログラムマネージャ。2020年4月から国際宇宙探査センター長。2021年からは、ゲートウェイプログラムマネージャを兼務。2023年11月から現職。
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第2部 イントロダクション:JAXA x NASA 有人与圧ローバ―で拡げる探査
トヨタ自動車株式会社 先進スペースモビリティ開発部 技術開発室 走行コンポグループ
2009年にトヨタ自動車に入社し、ガソリンエンジンの先行システムやハイブリッド車の制御といったパワートレーンの先行開発に従事。2020年より有人与圧ローバーのプロジェクトに携わり、過酷な月面環境の走破に向けたオフロード走行制御といったパワートレーン制御を中心に走行システムの制御を統括。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
トヨタ自動車株式会社 先進プロダクト開発部 循環型モビリティ開発室 シャシーコンポ開発グループ
2012年、宇宙航空研究開発機構入社。研究開発本部誘導制御グループにて、人工衛星の制御や再突入の誘導制御に関する研究開発業務に従事。2019年、トヨタ自動車へキャリア入社。リモート駐車機能のフェールセーフ機能を担当。2022年より有人与圧ローバーのプロジェクトに携わり、走行時の振動を吸収するためのシャシ部品である回生アブソーバの開発を担当。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
三菱重工業株式会社 防衛・宇宙セグメント 宇宙事業部 技術部 宇宙利用グループ
2010年、三菱重工業(株)入社。入社以来、宇宙ステーション用実験機器の開発業務に従事。2019年より有人与圧ローバの検討作業に従事。現在に至る。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
株式会社ブリヂストン タイヤ研究第1部 弾性接地体開発課
2019年、ブリヂストン入社。タイヤ耐久性能に関する研究開発に従事し、2023年より現職。主に有人与圧ローバ―向けタイヤの耐久性向上技術開発を担当している。大学ではテラメカニクスを専攻し砂上での機械・車両特性について研究を行っていた。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 有人与圧ローバーエンジニアリングセンター
工学研究科機械理工学専攻修士課程修了、2014年JAXA入社。入社以来、日本実験棟「きぼう」のシステム装置開発、月周回有人拠点「Gateway」の映像伝送系装置開発に従事。現在は、有人与圧ローバーエンジニアリングセンターにて、与圧ローバーの通信・管制制御システム等を担当。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 宇宙飛行士グループ 宇宙飛行士
2009年宇宙飛行士候補者としてJAXA入社。2011年ISS搭乗宇宙飛行士として認定。2017年12月から約6か月の間ISSに滞在、各種宇宙実験のほか船外活動やドラゴン補給船の把持などを担当。
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第2部:日本人が月へ ~有人与圧ローバ―が月面での有人滞在を支える~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 小型月着陸実証機(SLIM)プロジェクト プロジェクトマネージャ
2001年に宇宙科学研究所に助手として採用後、科学衛星の姿勢制御系開発や関連する研究等に従事。2005年より准教授、2019年より教授、現在に至る。2016年4月から、SLIMプロジェクトマネージャを併任。
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第3部:JAXAの宇宙探査ロードマップ ~探査を拓く、技術の継承~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 月極域探査機(LUPEX)プロジェクト プロジェクトマネージャ
1989年より宇宙開発事業団(現・JAXA)で衛星運用ならびに追跡管制システム開発に従事。以降、調査国際部、国際宇宙ステーション(ISS)生命科学実験施設の開発、宇宙ステーション補給機の開発・運用(フライト・ディレクタ)などを経て、2020年より月極域探査機(LUPEX)を担務。
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第3部:JAXAの宇宙探査ロードマップ ~探査を拓く、技術の継承~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 ゲートウェイ居住棟プロジェクト プロジェクトマネージャ
1997年より宇宙開発事業団(現・JAXA)。以降、国際宇宙ステーションに係る運用準備、全体システム試験、打上準備、企画推進、回収カプセル概念検討、宇宙飛行士運用支援などを担当。2020年からゲートウェイ計画に携わり、2022年よりゲートウェイ居住棟プロジェクトマネジャを務める。
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第3部:JAXAの宇宙探査ロードマップ ~探査を拓く、技術の継承~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 国際宇宙探査センター 火星衛星探査機(MMX)プロジェクト プロジェクトマネージャ
1996年、東京大学大学院航空宇宙工学専攻卒、博士(工学)取得)。1997年、宇宙開発事業団(当時)入社。2003年、JAXA統合時に宇宙科学研究所に異動。2018年より、JAXA宇宙科学研究所教授。宇宙飛行力学、深宇宙探査のミッション・軌道設計の研究、および、かぐや、あかつき、他多数の探査機の開発、運用に従事。現在、2026年度打上予定の火星衛星探査計画(MMX)のプロジェクトマネージャ。
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第3部:JAXAの宇宙探査ロードマップ ~探査を拓く、技術の継承~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)国際宇宙探査センター センター長
1992年 宇宙開発事業団(現JAXA)に入社。1998年 技術試験衛星ETS-VIIのランデブ・ドッキング実験でフライトディレクタを担当。2009年 HTV(こうのとり)の初代フライトディレクタとして、HTV1号機の初飛行とISSとのドッキングに成功。2013年 NASAからの依頼を受け米国Cygnus宇宙機の日本側フライトディレクタとしてISSとのドッキングに成功。以降HTV9機、Cygnus 9機(日本側共同運航分)の計18機が成功。研究開発部門ユニット長を経て2023年より現職。
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第3部:JAXAの宇宙探査ロードマップ ~探査を拓く、技術の継承~
東京大学大学院工学系研究科教授
1995年東大理学部卒、2000年博士(理学)取得。2002年アリゾナ大学客員研究員、2007年東大総合研究博物館助教授を経て2015年より東大大学院工学系研究科教授(同理学系研究科教授兼任)、2024年東大工学系研究科長特別補佐、現在に至る。
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スペシャルセッション:「月への切符」を掴むまで ~アルテミスで月へ送る日本の技術~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所宇宙機応用工学研究系 教授 / 超小型月着陸機「OMOTENASHI」開発担当者
宇宙機の航法誘導制御が専門。月着陸機の検討に多く携わる。2000年頃からSELENE-B月着陸実験機計画を検討。2007~2015年に月着陸探査機SELENE-2プリプロジェクトのチーム長を勤める。2016年から超小型月着陸機OMOTENASHIプロジェクトにて探査機を開発、2022年にアルテミスⅠで打上げ。
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スペシャルセッション:「月への切符」を掴むまで ~アルテミスで月へ送る日本の技術~
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所学際科学研究系 教授/「EQUULEUS」開発担当者
超小型衛星を中心とする宇宙機システムおよびその航法・誘導・制御が専門。2014年に打ち上げた世界初の50kg級超小型深宇宙探査機PROCYONに続いて、EQUULEUS、Comet Interceptorなどの開発責任者を務めるなど、超小型衛星による月・惑星探査を目指した活動を各種展開。
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スペシャルセッション:「月への切符」を掴むまで ~アルテミスで月へ送る日本の技術~
東京大学 理学系研究科 地球惑星科学専攻 准教授
金沢大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。宇宙航空研究開発機構プロジェクト研究員、国立天文台研究員、名古屋大学環境学研究科助教、同講師を経て、2019年より現職。博士(理学)。専門は惑星科学、惑星探査、惑星や衛星、小惑星の地形や色、内部構造の情報から太陽系天体の進化史の復元を目指している。月周回衛星かぐや、小惑星探査機はやぶさ2、月極域探査機LUPEXなど多くの惑星探査計画に参加。
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スペシャルセッション:「月への切符」を掴むまで ~アルテミスで月へ送る日本の技術~
ボールウェーブ株式会社 代表取締役社長
1997年東邦大学理学部物理学科卒業、1999年筑波大学大学院理工学研究科修了。同年10月凸版印刷株式会社入社総合研究所配属。2003年より凸版印刷総合研究所でボールSAW関連の研究開発に従事。2009年東北大学大学院工学研究科材料システム工学専攻博士後期課程修了。同年より東北大学未来科学共同研究センター客員准教授。2014年に凸版印刷を退職、文部科学省STARTプロジェクト「ボールSAW微量水分計の開発」に東北大学未来科学共同研究センター特任准教授として参画。2015年11月ボールウェーブ株式会社設立、代表取締役就任。
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第4部:「月面における宇宙事業にむけた挑戦 ~月に向けた躍動が今ここに~」
インテグリカルチャー株式会社 代表取締役社長
2010年 オックスフォード大学 Ph.D. (化学)。東北大学 多元物質科学研究所、東芝研究開発センターシステム技術ラボラトリーを経て、2014年 細胞農業の有志団体「Shojinmeat project」 を共同設立。2015年 日本初の細胞農業企業であるインテグリカルチャー株式会社を共同創業、代表取締役に就任。2017年 一般応募倍率約6千倍の中からSingularityU Japan Global impact challengeに日本人で初めて優勝。2020年に同社はEY Innovative Startup 2020に選出、2021年にはMorning Pitch Special Edition 2021で225社の中から同社代表として最優秀賞を受賞。同年に12事業体と共に細胞農業オープンイノベーションプラットフォーム「CulNetコンソーシアム」を発足し、更なる細胞農業の産業化を推進。
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第4部:「月面における宇宙事業にむけた挑戦 ~月に向けた躍動が今ここに~」
ソニー・コンピュータサイエンス研究所 SOLプロジェクト プロジェクトリーダ
2003年4月に大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了後、ソニーに入社。研究所、技術戦略系部門を経て、2008年に米Xerox Palo Alto Research Center客員研究員。2016~2021年に宇宙航空研究開発機構主幹研究開発員を 兼務。2020年7月にソニーコンピュータサイエンス研究所SOLプロジェクト リーダ。2022年6月より米国Sony Space Communications Corporation, President。2020年に宇宙開発利用大賞内閣総理大臣賞、ISS Research Award。
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第4部:「月面における宇宙事業にむけた挑戦 ~月に向けた躍動が今ここに~」
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブ
2012年JAXA入社。研究開発部門にて科学衛星・探査機の電源系開発や太陽電池・バッテリの研究開発に従事。2021年から宇宙探査イノベーションハブにてエネルギー領域の研究開発を担当している。併任業務にてSLIMプロジェクトのシステム・電源系担当に従事し、運用ではSV(スーパーバイザー)を務めた。
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第4部:「月面における宇宙事業にむけた挑戦 ~月に向けた躍動が今ここに~」
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事補佐
1987年、九州大学卒業(工学修士)。同年4月、宇宙開発事業団(NASDA)入社。1989~2011年にかけて国際宇宙ステーション(ISS)計画に携わる。2012年、 月・惑星探査プログラムグループ、2015年、宇宙探査イノベーションハブ副ハブ長、2020年、有人宇宙技術部門事業推進部部長、2022年、経営企画部部長を経て、2024年4月より現職。
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第4部:「月面における宇宙事業にむけた挑戦 ~月に向けた躍動が今ここに~」
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